ロシア領内に移送されたウクライナの女性・子どもの収容所

ウクライナの人権オンブズマン、リュドミーラ・デニソワは、ロシア市民からの情報として、ロシア国内のペンザ州にウクライナから移送された女性・子どもの収容所があることをFacebookで伝えた。収容所は、周囲を囲まれ警備された閉鎖施設で、400名以上のウクライナ市民(主に女性)と147名の子どもが収容されている。彼らは数週間前からここに集められている。冬着で地下室に避難していた状態でそのまま連れてこられたので、下着を含め着替えがない状態で放置されている。
この収容所には、マリウポリで学生寮の地下に避難していたトルクメニスタンからの留学生たちも閉じ込められている。
ペンザ州には、さらに3か所、同様の場所があるもよう。

ペンザ州は沿ヴォルガ連邦管区に位置しており、ウクライナ国境からは直線距離で約600 km 離れている。

【SatK】

ロシア、クルスク地方、ウクライナ戦線に向かう部隊を手を振って送り出す住民たち

ロシア南西部のクルスク州は、ウクライナと国境を接するところに位置する。戦争がなければ、ウクライナ側のハルキウやスームィなどの都市とのあいだで人の移動やモノの流通が日常的にあるはずの地域である。
動画を見ながら、人と人とを分け隔て、対立させ、殺し合いをさせる国境とはいったい何なのか、あらためて考え込んでしまう。

【SatK】

キーウ近郊のモティジン村、ロシア軍に殺害された村長一家を悼む村人たちの葬列

村長のオルガ・スヘンコは、夫・息子とともに村人たちに食糧と薬を配るために村に残っていた。
3名ともにロシア軍によって捕らえられ、拷問のうえ殺害された。
3つの棺を乗せた車の後ろに、一家の死を悼む300人の村人たちが続く。

【SatK】

イギリス、ジョンソン首相のキーウ訪問

「街角でのふつうの市民との対話」を演出。


EU圏東部の諸国とEUの首脳に続き、西側首脳のキーウ詣でが続く。

【SatK】

ロシアの戦争犯罪を記録するサイトをウクライナ政府が立ち上げた

ウクライナ外相ドミトロ・クレーバのtweet


「私たちは、ロシアの戦争犯罪を記録するオンライン・アーカイヴを創りました。
ウクライナでロシア軍が行なった虐殺について集められた証拠によって、これらの戦争犯罪を犯した者たちは正義を逃れることはできなくなるでしょう。
このアーカイヴを訪れて、遠く、広く、共有してください。https://war.ukraine.ua/russia-war-crimes

戦争が続いている最中に当事国がこうしたサイトを立ち上げることは、この戦争の新しい側面である。というよりも、このようなサイト自体が、今回の戦争の重要な「戦場」なのだ。上記のURLからアーカイヴに入る者は、そのことの自覚をもつべきであろう。

【SatK】

欧州委員会委員長ウルズラ・フォン・デア・ライエンと、EU外務・安全保障政策上級代表(外相に相当)ジョセップ・ボレルがキーウを訪問し、ゼレンシキー大統領と会談した

ブチャの虐殺の現場を視察

参考
バルト3国の国会議長たちがゼレンシキー大統領と会談
https://www.kyotounivfreedom.com/ukraine_timeline/tweet/20220325_4/
EU使節団がゼレンシキー大統領と会談するために列車でキーウに
https://www.kyotounivfreedom.com/ukraine_timeline/uncategorized/20220315_5/

【SatK】

ロシアの独立系の新聞『ノーヴァヤ・ガゼータ』の編集者ドミトリー・ムラトフ(2021年、ノーベル平和賞を受賞)が、列車で移動中に襲われ、赤い塗料をかけられた

「ムラトフ、これは俺たちの兵士たちの分だ!」と襲撃者は叫んだという。

ロシアでは戦争を批判する言論が禁止されているため、『ノーヴァヤ・ガゼータ』は、ウクライナでの戦争が終わるまで活動を停止している。
https://www.kyotounivfreedom.com/ukraine_timeline/article/20220328_4/
https://www.kyotounivfreedom.com/ukraine_timeline/tweet/20220329_5/

【SatK】

Z字をつけた、ロシア、シベリアの都市イルクーツクのゴミ収集車

イルクーツクでは、死んだロシア軍兵士の家族は、ゴミ収集費の支払いが免除されるのだという。

【SatK】

路面にチョークで後ろ手に縛られた人の姿と「人を殺してはならない」の文字

ベラルーシ西部の都市フロドナで。

ベラルーシではあらゆる反戦活動が禁止されている。

【SatK】

ドンバスからの避難


ペットを連れて逃げようとする人も多い。
問題は、移動手段を見つけることだ。

【SatK】

ポーランド、ワルシャワ、ロシア大使館前の歩道にブチャの虐殺の写真を並べて抗議

ロシア大使館の柵にくくりつけると大使館の職員によって撤去されるので、意図的に大使館の敷地外の歩道に並べている。

次元が違うが、京都大学のタテカン問題を連想してしまった。タテカンは大学の石垣に立てかけずに歩道においても撤去されます(泣)

【SatK】