ウクライナ国営原子力企業 Energoatom によれば、ロシア占領下におかれたチェルノブイリ原発の立ち入り禁止区域における放射線量が、システム障害によってモニターできない状態になっている。
また、立ち入り禁止区域内の森林で火災が起きているが、消火活動ができない状態になっている。
https://www.rp.pl/konflikty-zbrojne/art35905371-ukraina-poziom-promieniowania-w-czarnobylu-nie-moze-byc-monitorowany
カテゴリー: 記事
キーウ(キエフ)のショッピングセンターが爆撃
キーウ(キエフ)のショッピングセンターが爆撃された模様。
「ジェチポスポリタ」の記事
https://www.rp.pl/konflikty-zbrojne/art35900881-rosjanie-zbombardowali-kijow-potezne-eksplozje-zniszczone-centrum-handlowe
爆撃の瞬間を記録した映像
From the Footage the Mall looks to have been Completely Destroyed, from the Size of the Explosion I expect Heavy Damage to most of the surrounding area including Multiple Apartment Buildings. pic.twitter.com/UG81qucSLZ
— OSINTdefender (@sentdefender) March 20, 2022
ウクライナの数学者コスティアンティン・オルメゾフが自殺
モスクワ在住のウクライナの数学者コスティアンティン・オルメゾフが自殺した、と弁護士がテレグラムで伝える。「ジェチポスポリタ」紙のタイムラインの記事。
「3月20日朝に彼が遺書を残して自殺した、という知らせを受けとった。遺書には、起こっていることの恐ろしさに耐えられない、と書かれていた。オルメゾフは才能のある、将来を嘱望された数学者だった。」
Kostiantyn Olmezow, który mieszkał i pracował w Moskwie, popełnił w niedzielę samobójstwo – poinformował na Telegramie adwokat Dmytro Zachwatow. “Otrzymałem wiadomość, że rano (20 marca – red.) popełnił samobójstwo, zostawiając list pożegnalny, w którym napisał, że nie może znieść horroru tego, co się dzieje. Utalentowany, obiecujący matematyk. Olmezow Kostiantyn” – czytamy we wpisie.
https://www.rp.pl/konflikty-zbrojne/art35897731-wojna-rosji-z-ukraina-dzien-25
ロシアのピアニスト、ボリス・ベレゾフスキーの発言
「われわれは彼ら〔=ウクライナ人〕を優しく扱うのをやめて、完全に包囲して、送電網から切り離してしまうべきではないか?」
ロシアのピアニスト、ボリス・ベレゾフスキー(1990年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝)が、ロシア国営放送のTV番組でこのように発言した。
この主張に対して、この議論に加わっていた兵士は「われわれ自身の手で人道的破局をもたらすわけにはいかない」と応答した。
ベレゾフスキーは、以下のようにも述べた。
「西側のメディアは嘘をついている。われわれはこの戦争に勝たねばならないし、その勝利の上に善きものを築かなければならない。結局は真実が人びとに明らかになる。1年も経てば真実が勝利する。」
「〔戦争による世界の石油価格の上昇について〕西側でなにが起ころうと私には関係ない。彼らは勝手に対処するだろう。今後3年間は西側に行かないつもりだから、私はぜんぜん困らないよ。」
この発言に対して、ベレゾフスキーと親しかった音楽家たちから怒りの声があがっている。
パリ室内管弦楽団の指揮者でピアニストでもあるラルス・フォークト
「旧友のボリスがこんなことを言うなんて信じられない。だが、彼の口からそのように語られるのを私は聴いた。彼との友情はこれで終わりだ。」
ベネズエラのピアニスト、ガブリエラ・モンテラ
「大きな失望だ。…音楽的な偉大さと他人の境遇への共感は、かならずしも手に手をたずさえて歩むわけではない。」
指揮者ダリア・スタセフスカ
「これはシニシズムの限界さえ越えている。」
自らの発言をめぐるベレゾフスキーのコメントが、火曜日に発表された。
「西側も現在の劇的な状況に対する責任を負っていると説明しているアメリカや西側の政治学者たちを参照したうえで、私は自分の意見をあのように述べた。だがそれは、この戦争であれどんな戦争であれ、私が容認しているということではない。あの番組に出演したときの私のまことに素朴な意図は、このドラマができる限り早く終わるために可能な解決策を考えることだった。電力供給を停止したらどうかと私が問うたとき、私が考えていたのは、キエフを爆撃するのを回避して、それによってさらにはるかに劇的な人道的破局を防ぐことだった。しかし、私が自分の考えを最後まで述べる前に、私は発言をさえぎられた。今後は、私の芸術にかかわらない質問にはいっさい答えることはない。」
※ベレゾフスキーが出演したロシア国営放送の討論番組の動画
ウクライナ戦争を伝える西側の新聞の1面を並べて見せたうえで、出演者に意見を述べさせる(踏み絵をふませる)構成になっている。右側いちばん手前に立っているのがベレゾフスキー。
※ラルス・フォークトのtweet
I cannot believe these statements of my former friend Boris B. But I hear them coming from his mouth. This friendship is officially over. https://t.co/ZfkT03X42g
— Lars Vogt (@lars_vogt) March 14, 2022
「ウクライナ、日本に衛星データ要請」の記事
ウクライナは日本に対して、ロシアの攻撃を撃退するために有効な高画質の衛星写真の提供を要請した。木曜に「日経」が報道し、「ガーディアン」が引用している。
日本政府と民間企業が衛星を管理している。これらの衛星は、昼夜を問わず、また、雲やその他の大気中の障害を通過して詳細な地表の状況をとらえる性能を有している。日本政府は、このようなデータをウクライナに提供することが政治的に受け入れられるか、「現行の法の枠内」で許されるかを検討している。
木曜朝、日本の防衛省は、ウクライナとの戦争に必要な装備を運んでいる疑いがきわめて高いロシア船4隻を認識したと発表した。これらの船は本州と北海道のあいだを通過した。
Ukraina poprosiła Japonię o udostępnienie wysokiej jakości zdjęć satelitarnych, które pomogłyby jej odeprzeć rosyjski atak, podała w czwartek gazeta “Nikkei”, którą cytuje brytyjski “Guardian”.
Japoński rząd i firmy prywatne obsługują satelity, które mają zdolność przechwytywania dokładnych obrazów w dzień i w nocy, a także przez chmury i inne przeszkody atmosferyczne. Japoński rząd rozważy, czy udostępnienie takich danych Ukrainie jest politycznie akceptowalne i dozwolone w ramach ”obecnych ram prawnych”.
W czwartek rano japońskie Ministerstwo Obrony poinformowało, że zauważyło cztery rosyjskie statki wojskowe, które najprawdopodobniej dostarczają sprzęt potrzebny na wojnie z Ukrainą. Statki przepływały pomiędzy japońskimi wyspami Honsiu i Hokkaido.
※日本が*軍事的に*ウクライナでの戦争に巻き込まれつつあることを実感させる「ガゼタ・ヴィボルチャ」のタイムラインの記事。
情報源として言及されている「日経」の記事は有料なので私は冒頭しか見ることができておらず、津軽海峡を通過するロシア船の情報も同じ「日経」の記事に含まれているのかがわかりません。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA16AXP0W2A310C2000000/
※いわゆる「デュアルユース」(軍民両用技術)の典型ともいえるケースだと思いました。そう考えると、有志の会で以前とりあげた「大学における軍事研究」問題とも無関係ではありません。
徴兵の範囲
ウクライナ軍は、徴兵の範囲を成人男性のすべてのカテゴリーに拡大する。
すでに予備役の兵士はほぼ100%動員されている。
軍役登録した地域から移動している者(国内避難者)も、移動先で軍役につくことになる。
女性については、現時点では、本人の同意がなければ軍役に動員されることはない。
https://www.rp.pl/konflikty-zbrojne/art35866201-wojna-na-ukrainie-mobilizacja-poborowych-wszystkich-kategorii-rozpoczeta
EU使節団がゼレンシキー大統領と会談するために列車でキーウに向かっている。
ポーランドのモラヴィエツキ首相、与党「法と正義」総裁ヤロスワフ・カチンスキ、チェコ首相ペトル・フィアラ、スロヴェニア首相ヤネス・ヤンシャというメンバー。
https://wyborcza.pl/7,75398,28223129,delegacja-ue-jedzie-do-kijowa-na-spotkanie-z-zelenskim-kaczynski.html
※ポーランドの2人の政治家については私自身はよいイメージがないし、このタイミングでの訪問はロシアとの停戦交渉にはむしろマイナス要因となる可能性がある。しかも、閣僚でも外交官でもない政党党首であるヤロスワフ・カチンスキが、なぜEU使節団のメンバーに加わっているのか。「カチンスキ」の名前に、少なくともロシア側はよい連想を抱かないであろう。
※ヤロスワフ・カチンスキの双子の弟レフ・カチンスキは、2008年にポーランドの大統領としてグルジアを訪問したさいに、紛争中の南オセチア自治州との境界にあるロシア軍の検問所付近を通行中に銃撃を受けている。その2年後、レフ・カチンスキは、カティンの森事件追悼70周年記念式典に出席するために搭乗していた大統領専用機がロシア西部のスモレンスクで墜落した事故により死亡した。
韓国の反応
大韓航空は、少なくとも4月末まで、モスクワ便とウラジオストク便の運航を停止することを発表した。ヨーロッパと北米東部に向かう便は、ロシア上空を避けるために航路を変更する。
韓国は、約80万ドル相当の軍用ヘルメット、テント、毛布、戦闘食、応急処置用の資材と薬品をウクライナに送ることを決めた。
『毎日新聞』2022年3月14日付より
「ウクライナ危機 足元の「難民鎖国」政策の見直しを急げ」
稲葉剛・立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科客員教授
『毎日新聞』2022年3月14日付より引用。
「首相官邸のホームページなどで政府が「ウクライナから日本への避難民の受け入れの推進」と、「避難民」という用語を使い、「難民」と呼んでいないことにSNS上では疑問の声があがっている。
「難民」ではなく「避難民」という言葉を使うのはなぜだろうか。そこには、ウクライナから逃れてきた人々に日本政府が提供するのはあくまで短期的な支援のみであり、国内に安定的に滞在するための法的な地位の保障はしない、という寓意(ぐうい)があるように思われる。
与党・自民党の一部議員はTwitterなどで「避難民」の支援と「難民」の受け入れは全く違う、と強調する発信に力を入れている。
難民受け入れに否定的な保守系議員が恐れているのは、国内外の世論がウクライナ難民支援に動き、日本国内で難民を積極的に受け入れていくことを表明する企業や自治体が続出する中で、長年、国際的に批判されてきた日本の難民認定制度の見直しに議論が発展することであろう。」
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20220310/pol/00m/010/015000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=article&cx_mdate=20220314
ロシアのドローンがポーランド領空に侵入していた可能性
「ジェチポスポリタ」の記事によると、ドローンは、13日に爆撃されたウクライナ西部のヤヴォーリウ軍事訓練所の上空を飛行したのち、ポーランド領空内に入り、再びウクライナ領空に戻ったのち、ウクライナ軍によって撃ち落された。
以上はウクライナ軍の発表による。NATOとポーランド政府は、いまのところこの情報を確認していない。
https://www.rp.pl/konflikty-zbrojne/art35863221-ukrainska-armia-rosyjski-dron-wlecial-w-polska-przestrzen-powietrzna
ロシアの航空会社の機体について
バミューダ諸島の民間機登録機関(Bermuda Civil Aviation Authority, BCAA) は、登録されているすべてのロシアの航空会社の機体について、12日24:00以降の認証を停止することを決めた。これにより、ロシアの民間航空機の半数以上が運航できなくなる。
https://wyborcza.biz/biznes/7,177151,28216635,bermudy-uziemily-ponad-polowe-samolotow-rosji.html?&_ga=2.125586313.264149056.1645262042-1157821085.1641979726#S.main_topic_ua-K.C-B.5-L.2.maly
※税制上の利点からパナマやリベリアの船籍をもつ貨物船が多くみられるように、民間航空機の登録先をバミューダ諸島やケイマン島におくことがあるようです。