マクドナルドの閉鎖

ロシアの料理評論家ドミトリー・アレクセーエフは、マクドナルドの閉鎖はロシアのファストフードを拡大するチャンスだ、とラジオ・スプートニクの番組で述べた。
ロシアにおけるファストフードの基本メニューは、シャワルマやチェブレキ、その他の伝統料理となるであろう、と。
https://www.rp.pl/przemysl-spozywczy/art35905151-rosjanie-szukaja-zastepstwa-dla-mcdonald-s-szoarma-i-czebureki-zamiast-bugerow

シャワルマはケバブでオスマン帝国起源、チェブレキは羊肉入り揚げ平パンでクリミア・タタールの伝統料理である。ロシア帝国が征服したり勢力下においたりした地域の料理が「ロシアにおけるファストフードの基本」になるという発想はいかにも「大ロシア帝国」的であり、その意味で「プーチンの戦争」の時代にふさわしいのかもしれない。