アメリカの情報サイトIMEU(Institute for Middle East Understanding)は、アラブ系アメリカ人の弁護士やジャーナリスト、学者、活動家らが中心になり、アメリカのプレスに、パレスチナに関する正確な情報を提供するために立ち上げた情報サイトです。
パレスチナに関する、さまざまな基本情報、専門情報がアップされています。
https://imeu.org/
そのIMEUが、Israel’s Atrocity against Palestinians in Gaza(ガザのパレスチナ人に対するイスラエルの暴虐)と題する6分間の動画を制作しました。
https://www.youtube.com/watch?v=TPtfHmaXfeQ
(※閲覧注意。年齢制限あり)
ガザの内部で、パレスチナ人にどういうことが起きているのか、主流メディアの報道では流されない、凄惨な状況の一端が示されています。
太ももの黒い弾痕から血が流れている子どもの泣き声、血を流して死んだ息子を見て絶叫する父、死んだ父を泣きながら抱きしめる息子、スマホの光で手術する医師。血と泥にまみれた子ども。
でも、これは、ガザの地上の人々を見舞っている凄惨な現実の「上澄み」にすぎません。
実際にそこで起きていることは、直接的な視覚情報にして世界に配信できないほどのものです。
ガザでは現在、燃料がなくなり、テレコミュニケ―ションが不能となりました。
通信で各地の死傷者の情報を得ることができなくなったため、これまで毎日、最新の死傷者数を伝えていたパレスチナ保健省発表の情報も16日以降、更新されていません。
ガザの内部で、イスラエルの攻撃によってパレスチナ人に何が起きているのかを、私たちが知ることが不可能に近くなっています。
https://mondoweiss.net/2023/11/operation-al-aqsa-flood-day-42-communications-blackout-obscures-full-picture-of-israels-devastation-in-gaza/
今、起きていることは、「暴力の連鎖」でも「憎しみの連鎖」でもありません。
「テロリスト」に対する「自衛の」闘いでもありません。
イスラエルが75年前におこなったパレスチナの民族浄化(パレスチナからパレスチナ人を追放すること)を完遂するためのジェノサイドです。
イスラエルの高官たち自身が、もはやその意図を隠すことすらしていません。
この動画をご覧ください。
そして、この動画を拡散してください。
ガザで何が起きているのか、事実を知ってください。
そして、「即時停戦!」「イスラエルは占領をやめろ」「封鎖をやめろ」「アパルトヘイトをやめろ」の声を上げ続けてください。
STOP GENOCIDE
CEASEFIRE NOW
自由と平和のための京大有志の会
2023年11月19日